江東区・戸建て住宅の屋上とバルコニーのウレタン防水工事|築15年での予防改修

江東区の戸建て住宅・屋上のウレタン防水 施工前と施工後の比較

築15年ほどが経過した江東区の戸建て住宅で、屋上(ルーフバルコニー)と3階・2階のバルコニー、あわせて3ヶ所のウレタン防水工事を行いました。

雨漏りが起きていたわけではなく、「そろそろ手を入れておきたい」というご相談からスタートした予防のための改修工事です。

目次

工事概要

建物戸建て住宅(4階建て)
エリア東京都江東区
施工箇所屋上(ルーフバルコニー)/3階バルコニー/2階バルコニー 計3ヶ所
工事内容ウレタン防水(密着工法・2回塗り)、雨どい補修、外壁の部分補修
使用材料AGC サラセーヌ
トップコートグレー
工期2026年7月・4日間
保証10年

施工前の状態

現地を確認したところ、傷みは思ったより軽く、雨漏りも出ていませんでした。

とはいえ、防水層の表面は全体的に色あせ、旧塗膜がまだらに薄くなっている箇所が見られました。

防水層は、傷みが表に出てからでは下地の補修まで必要になり、工事の範囲も大きくなります。まだ軽いうちに一度リセットしておく、という判断は理にかなったタイミングでした。

施工前の2階バルコニー 防水層が傷んだ床
施工前の2階バルコニー
高圧洗浄後のバルコニー床 旧塗膜がまだらに薄くなっている
高圧洗浄後。旧塗膜がまだらに薄くなっていました

施工内容

1. 高圧洗浄

まずは床と立ち上がりを高圧洗浄機で洗い流します。表面に汚れやコケが残っていると、新しい防水層がうまく密着しません。地味な工程ですが、仕上がりと耐久性を大きく左右します。

屋上の高圧洗浄作業
まずは高圧洗浄で汚れを洗い流します

2. 下地処理・プライマー塗布

洗浄後にしっかり乾かしてから、下地の状態を確認し、プライマー(接着剤の役割をする下塗り材)を塗っていきます。入隅(壁と床が交わる角)や排水口まわりなど、水が集まりやすい箇所は特に丁寧に処理します。

立ち上がり部分へのプライマー塗布作業
立ち上がりへの塗布
入隅部分をヘラで丁寧に処理する職人の手元
入隅は特に丁寧に処理します

3. ウレタン防水(2回塗り)

今回はAGCのサラセーヌを使い、密着工法で施工しました。密着工法は、下地に直接ウレタンを塗り重ねて防水層をつくる工法です。

実は、ご相談をいただいた当初は「雨漏りもしていない予防の工事なので、ウレタンは1回塗りでも」というお話も出ていました。ただ、お客様が保証の年数を気にされていたため、打ち合わせのなかで、通常どおりウレタンを2回塗る仕様に変更しています。

ウレタンは塗る回数で膜の厚みが変わり、厚みが確保できるかどうかが、そのまま防水層の寿命と保証年数に効いてきます。予防の工事だからこそ、次に手を入れるまでの期間をきちんと延ばす仕様を選ぶ。今回はそういう判断になりました。

屋上でウレタン防水材をローラーで塗布する様子
ウレタン防水材の塗布

4. トップコート

仕上げに、グレーのトップコートを塗ります。トップコートはウレタン防水層を紫外線から守る保護層です。防水層そのものより先に傷んでいく部分なので、数年ごとに塗り替えることで、防水層を長持ちさせられます。

5. 雨どい(縦樋)の補修

防水工事と並行して、雨どい(縦樋)の補修も行いました。こちらは完全に壊れてしまっている状態だったため、防水工事に合わせて手を入れています。

縦樋は途中で切れてしまっていました。行き場をなくした雨水が外壁を伝って流れ落ちていたため、壁面には黒い筋状の汚れが残っています。

切れてしまった縦樋の状態を確認する様子と外壁に残った雨だれの汚れ
縦樋が途中で切れていました。外壁には雨水が伝った黒い筋の汚れが残っています

切れていた部分を直し、新しい縦樋を取り付けて、雨水がきちんと地上まで流れるようにしました。

新しい縦樋を取り付ける作業
新しい縦樋を取り付けます

屋上やバルコニーの防水をやり直しても、雨水の逃げ道である雨どいが機能していなければ、水は行き場を失って溜まってしまいます。あわせて直しておきたい部分です。

6. 外壁の塗装剥がれの補修

立ち上がり(壁が立ち上がっている部分)の際で、外壁の塗装が剥がれている箇所が見つかりました。防水工事の工程とは別になりますが、こちらもあわせて補修しています。

剥がれていた部分にモルタルパテを塗って平らにならし、その上から塗装をして仕上げました。写真は補修材を塗った段階のものです。

外壁の塗装が剥がれた箇所をモルタルパテで補修した様子
塗装が剥がれていた箇所にモルタルパテを塗ったところ
縦樋まわりの外壁の塗装剥がれをモルタルパテで補修した様子
縦樋まわりも同じように補修しました

施工後

3ヶ所とも、床から立ち上がりまで継ぎ目のない防水層で仕上がりました。グレーのトップコートで、見た目もすっきりしています。

保証は10年です。

ウレタン防水工事が完了した屋上ルーフバルコニーの全景
施工後の屋上
ウレタン防水工事が完了した2階バルコニー
施工後の2階バルコニー
ウレタン防水のトップコートで仕上がった床面
仕上がった床面
立ち上がりと床が継ぎ目なく仕上がった様子
立ち上がりと床の納まり
江東区の戸建て住宅・2階バルコニーのウレタン防水 施工前と施工後の比較
2階バルコニーの施工前と施工後

まとめ

今回は、雨漏りが起きる前の予防としての防水改修工事でした。

築10年から15年あたりは、屋上やバルコニーの防水層が寿命を迎え始める時期です。雨漏りが出てからだと、防水工事に加えて下地の補修や室内の修繕まで必要になることがあり、結果として工事の範囲も期間も大きくなります。

「まだ大丈夫そうだけど、そろそろ年数が経つ」という段階でご相談いただけると、今回のように傷みが軽いうちに、シンプルな工事で対応できます。

丸山防水工業は江東区の防水専門店です。江東区・墨田区・江戸川区を中心に、自社の職人が施工しています。屋上やバルコニーの防水、雨漏りのご相談は、お気軽にお問い合わせください。現地の確認にスピード対応いたします。

防水・外壁改修工事は、適切な工法と確かな施工技術によって、建物の寿命を大きく延ばすことができます。有限会社丸山防水工業は、創業以来60年以上にわたり防水工事を専門に手がけてきた自社職人が、責任を持って施工いたします。

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