中央区の小規模な賃貸マンションで、2階から5階の共用廊下の床シート(長尺シート)を張り替えました。各階ともエレベーター前から廊下の奥までを通しで張り替え、面積は1フロア約7.7㎡、4フロアで約31㎡です。
長尺シートは、マンションの廊下や階段によく使われている、ロール状の塩ビ製の床材です。今回は既存のシートの撤去から、新しいシートの張り付け、端部のシールまで、当社の職人で行いました。
ご相談内容
「廊下の床シートが汚れてきたので、張り替えを考えたい」というご相談でした。雨漏りなどの不具合があったわけではなく、急ぎではないので、まずは見積からというご依頼です。
施工前の状態
廊下にはクリーム系の長尺シートが張られていて、ところどころに黄ばんだ汚れが目立っていました。

一部には緑色のシートも敷かれていたため、既存の長尺シートとあわせて撤去しています。
工事の内容
- 既存の長尺シート・緑色のシートの撤去、下地のケレン
- 長尺シートの張り付け(2〜5階の共用廊下・約31㎡)
- 張り替え範囲の端(既存シートとの取り合い部)と壁際の端部のシール
作業日は、9月30日の撤去、10月5日の張り付け、10月7日の端部のシールの3日です。撤去のあとは雨の日が続いたため、張り付けは日を分けて行いました。撤去から張り付けまでのあいだも、廊下は通れる状態にしています。
床シートの材料と色
新しいシートは、田島ルーフィングの「ビュージスタSAND」です。色はサンプルをお持ちして、お客様に選んでいただきました。
1階の廊下は今回張り替えないため、色を大きく変えない選び方をしていただき、結果として既存とほぼ同じクリーム系になっています。
既存シートの撤去
9月30日に既存のシートをはがし、下地のコンクリートを出しました。残った古い接着剤や汚れはケレン(へらなどで削り落とす作業)で取り除き、新しいシートを張れる状態に整えます。作業は3名で、午前中に終わりました。

長尺シートの張り付け
10月5日に、2名・1日で4フロア分を張り付けました。
まず壁際でシートの寸法を合わせてカットし、床に敷いてから片側をめくります。めくった部分の下地に、くし目ごて(ギザギザの刃がついたこて)で接着剤を塗り、シートを戻して張り付けます。反対側も同じように張り、最後にローラーで全体を押さえて下地に圧着します。

端部のシール(張り替え範囲の端と壁際)
シートは各階1枚で張っているため、平場に継目はありません。新しいシートと既存シートの取り合い部(張り替え範囲の端)と、壁際の端部(端末)を、シール材で埋めて納めます。取り合い部は10月5日の張り付けのあとに、壁際の端末は10月7日に2名・約1時間で仕上げました。マスキングテープで両側を養生してからシール材を充填し、ならしてテープをはがします。
廊下の床は、吹き込んだ雨や掃除の水がかかる場所です。取り合い部や壁際にすき間が残ると、シートの下に水が回り、はがれやふくれの原因になります。シールは見た目を整えるだけでなく、床の雨水対策でもあります。

シール材が固まる前に踏まれないよう、住人の方に向けて養生テープで注意表示をしました。

完成
張り替え後の廊下です。エレベーター前から奥の扉前まで、各階1枚の新しいシートでそろいました。

防水工事の会社が長尺シートを張る理由
当社は江東区の防水専門店で、長尺シートも自社の職人が張っています。廊下や階段の床は仕上げ材であると同時に、雨水がかかる場所でもあります。床の張り替えと、端部のシールによる雨水対策を一社で見られるので、仕上がりと水の納まりの両方に目を配れます。
工期・費用・保証
工期は2026年9月〜10月の作業日3日間です(9月30日の撤去、10月5日の張り付け、10月7日の端部のシール)。
費用は、張り替える面積と既存シートの状態によって変わるため、現地調査のうえでお見積りしています。
保証は、施工保証2年です。
共用廊下の床シート張り替えでよくあるご質問
廊下の床シートは、どのくらいで張り替えるものですか
年数だけで決めるより、状態を見て判断するのがおすすめです。掃除をしても汚れが落ちない、継目や壁際がめくれてきた、シートがふくれている、といった症状が出てきたら、張り替えを考える時期です。今回のように不具合がなくても、見た目が気になってきた段階でご相談いただけます。
張り替えの工事中も、廊下は通れますか
今回は、撤去から張り付けまでのあいだも廊下を通れる状態にして進めました。シール材が固まるまでは、その部分を踏まないよう養生テープで表示します。
汚れが目立つところだけ張り替えることはできますか
できます。ただ、部分的な張り替えでは、新しいシートと古いシートの境目に継目ができます。今回は継目の位置と見た目の納まりを考えて、各階ともエレベーター前から廊下の奥までを通しで張り替えました。
マンション全体の改修をご検討の場合は、一棟改修のページもあわせてご覧ください。
防水・外壁改修工事は、適切な工法と確かな施工技術によって、建物の寿命を大きく延ばすことができます。有限会社丸山防水工業は、東京都江東区で祖父の代から三代続く防水工事専門業者です。自社職人が責任を持って施工いたします。
対応エリア
東京都江東区・墨田区・江戸川区・中央区を中心に、東京23区全域に対応しております。
ご相談・お見積もりはお気軽に
屋上・ベランダ・外壁の劣化やひび割れ、雨漏りなど、建物のお悩みはお気軽にご相談ください。写真を送っていただけると、状況の把握と現地調査の段取りが早くなります。
LINEで写真を送って相談する
屋上・ベランダの写真と、おおよその縦横の長さを送っていただければ、1〜2営業日以内に概算をお返しします。
下のQRコードを読み取るか、ボタンから友だち追加してください。

受付時間 月〜土 8:00〜19:00。時間外は翌営業日以降に順次返信します。
メールで相談する
お問い合わせフォームから写真を添付して送れます(5MBまで)。内容を確認のうえ、ご返信します。
お電話でのご相談:03-3647-7931(平日 8:00〜18:00)
