【墨田区向島】マンション屋上 ウレタントップコート塗替+フェンス柱ステムガード注入+膨れ補修工事

東京都墨田区向島にあるマンションの屋上防水改修工事を行いました。はじめのご依頼は、当社ホームページのお問い合わせフォームからいただいた「屋上防水層の膨れを補修してほしい」というご相談でした。現地を確認し、お打ち合わせを重ねるなかで、膨れの補修に加えて屋上全体のトップコートによるメンテナンスを行うことになり、あわせて当社からフェンス柱の止水もご提案し、施工させていただきました。

本記事では、防水層の膨れ補修から、ドレン周りの補修、ご提案したフェンス柱へのステムガード注入による止水、屋上全面のウレタントップコート塗り替えまで、一連の施工の流れを写真とあわせてご紹介します。屋上やフェンス周りの雨漏り・防水でお悩みの方の参考になれば幸いです。

目次

工事概要

  • 所在地:東京都墨田区向島
  • 建物用途:マンション(屋上)
  • 工事内容:屋上防水改修(膨れ補修・ドレン補修・フェンス柱ステムガード注入・ウレタントップコート塗り替え)
  • 施工面積:約76.72㎡(屋上70㎡+塔屋6.72㎡)
  • 主な使用材料:サラセーヌ(ウレタン防水材)、ステムガード(止水材)、QVシート
  • 工期:約3日間(分割施工)

施工前の状況

施工前の屋上全景。防水層が劣化し色ムラや汚れが見られる
施工前の屋上。既存防水層の表面が劣化し、色ムラや汚れが目立つ状態でした

今回お問い合わせのきっかけとなったのが、屋上防水層に発生していた膨れです。膨れを放置すると、そこから防水層が破断し、雨水が建物内部へ侵入する原因になります。現地調査の際、あわせてフェンス柱の根元からも雨水が侵入していることが分かり、こちらは当社から止水のご提案をさせていただきました。

既存防水層の膨れを十字にカットして開口した様子
膨れている箇所を十字にカットして開口し、内部の状態を確認します

施工工程

膨れ補修(メッシュ補強・QVシート貼付)

膨れ開口部にメッシュを入れて補強する様子
開口した膨れ部分にメッシュを入れて補強します

膨れを開口した箇所は、メッシュ(補強布)を伏せ込んで下地を補強します。これにより、補修部分の強度を確保し、再発を防ぎます。

補修箇所にQVシートを貼り付ける様子
通気緩衝用のQVシートを貼り付け、下地からの湿気を逃がします

続いて、通気緩衝シート(QVシート)を貼り付けます。下地に含まれる湿気の逃げ道をつくることで、新しい防水層の膨れを防ぐ役割があります。

補修箇所にウレタン防水材を塗布した様子
ウレタン防水材を塗布し、補修箇所を一体化させます

下地補強が終わったら、ウレタン防水材を塗布して補修箇所をしっかりと一体化させます。

ドレン周りの補修

ドレン周りをウレタン防水材で補修する様子
雨水が集まるドレン(排水口)周りは特に念入りに防水補修します

屋上の雨水が集まるドレン(排水口)周りは、最も水が滞留しやすく、漏水の起点になりやすい箇所です。ここを念入りにウレタン防水材で補修し、確実に水を排水口へ導けるようにします。

フェンス柱のステムガード注入(止水)

屋上の防水とあわせて当社からご提案したのが、フェンス柱の止水です。柱の根元から雨水が内部へ入り込んでいる可能性が考えられたため、念のため止水処理を行うことになりました。まずは柱に注入口となる穴を開けていきます。

フェンス柱の根元にドリルで注入用の穴を開けている様子
フェンス柱の根元に、ステムガードを注入するための穴を開けていきます

穴を開けてみると、写真のように柱の内部から水が勢いよく出てきました。柱の中に雨水が溜まっていたことが分かります。やはりここが雨水の通り道になっていたため、止水処理が必要な状態でした。柱は全部で15箇所あり、それぞれに対応していきます。

フェンス柱に開けた穴から内部の水が出てきている様子
穴を開けると、柱の内部に溜まっていた水が出てきました

水が出てきた穴から、ステムガード(止水材)を柱の内部に注入します。ステムガードが水の通り道をふさぐことで、内部からの水の出口を確実に止めることができました。

フェンス柱の穴にコーキングガンでステムガードを注入している様子
柱に開けた穴から、ステムガードを注入していきます
ステムガードを注入し、フェンス柱の止水処理が完了した様子
注入後。柱の根元からの水の出口をふさぎ、止水処理が完了した状態です

高圧洗浄

各部の補修と止水が完了したら、トップコートを塗る前に屋上全体を高圧洗浄します。表面に付着した汚れや砂ぼこり、コケなどをしっかり洗い流すことで、新しいトップコートの密着性を高めます。下地がきれいな状態であることが、仕上がりと耐久性を左右する大切な工程です。

高圧洗浄機で屋上の床面を洗浄している様子
高圧洗浄で屋上全体の汚れやコケを洗い流します

ウレタントップコートの塗り替え

洗浄・乾燥を確認したら、屋上と塔屋の全面にウレタントップコートを塗り替えていきます。トップコートは防水層を紫外線や摩耗から守る役割があり、定期的に塗り替えることで防水層全体の寿命を延ばすことができます。ローラーで均一に塗り重ね、ムラなく仕上げます。

ローラーでウレタントップコートを塗り替えている様子
屋上全面にウレタントップコートをローラーで塗り重ねていきます

ビフォーアフター

屋上防水のビフォーアフター。劣化した施工前と、ウレタントップコート完了後の比較
屋上全景のビフォーアフター。劣化していた表面が、均一でツヤのあるトップコートに生まれ変わりました
フェンス柱の止水のビフォーアフター。漏水していた施工前と、止水後の比較
フェンス柱のビフォーアフター。穴を開けると内部から出てきた水(左)が、ステムガード注入で止まりました(右)

ウレタントップコート・ステムガード注入について

ウレタントップコートの塗り替えは、防水層がまだ健全なうちに行うことで、防水層そのものを長持ちさせるメンテナンス工事です。屋上防水は「雨漏りしてから」ではなく、「雨漏りする前」に手を入れることで、結果的に建物全体の修繕コストを抑えられます。一般的に5〜10年を目安にトップコートの状態を点検し、必要に応じて塗り替えるのがおすすめです。

ステムガード注入は、フェンス柱の根元やひび割れなど、水が侵入している箇所に止水材を注入して水の通り道をふさぐ工法です。今回のように、柱の内部を伝って雨水が侵入しているケースでは、表面を塗るだけでは止まりません。柱に穴を開けて内部の状態を確認し、出てきた水の通り道を内側からふさぐことで、確実に止水することが重要です。

まとめ

今回の墨田区向島のマンション屋上防水改修工事では、既存防水層の膨れ補修、ドレン周りの補修、フェンス柱15箇所のステムガード注入による止水、そして屋上・塔屋全面のウレタントップコート塗り替えを行いました。特にフェンス柱の止水は、穴を開けて内部の水を確認したうえでステムガードを注入し、水の出口を確実にふさげたことで、再発リスクの少ない確実な補修ができました。屋上の防水やフェンス周りの雨漏りは、放置すると建物の構造部分にまで影響が及びます。気になる症状がある段階で点検・補修することをおすすめします。

防水・外壁改修工事は、適切な工法と確かな施工技術によって、建物の寿命を大きく延ばすことができます。有限会社丸山防水工業は、創業以来60年以上にわたり防水工事を専門に手がけてきた自社職人が、責任を持って施工いたします。

対応エリア

東京都 江東区・墨田区・江戸川区 を中心に、関東全域に対応しております。

ご相談・お見積もりはお気軽に

屋上・ベランダ・外壁の劣化やひび割れ、雨漏りなど、建物のお悩みはお気軽にご相談ください。スピード対応・緊急駆けつけにも対応しております。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次