千葉市美浜区|戸建て1棟まるごと改修|屋上アスファルト防水(トーチ工法)・ベランダウレタン防水・シーリング打替え

目次

施工概要

今回ご紹介するのは、千葉市美浜区にある3階建て住宅の改修工事です。屋上のアスファルト防水、ベランダのウレタン防水、外壁・サッシ廻りのシーリング打ち替えを、まとめて行いました。防水工事一式を、弊社の自社職人で施工しています。

  • 施工場所:千葉県千葉市美浜区
  • 建物種別:3階建て住宅
  • 施工内容:屋上アスファルト防水(トーチ工法)/ベランダウレタン防水(密着工法)/外壁・サッシ廻りシーリング打ち替え
  • 使用材料:田島ルーフィング「ポリマリット」、AGCサラセーヌ(ウレタン)、ポリサルファイド系シーリング
  • 工期:2026年3月下旬〜4月下旬(約1か月)
保護層が劣化した既存の屋上防水の様子
施工前:既存防水の表面が劣化した屋上

屋上・ベランダ・外壁の劣化と改修のタイミング

屋上やベランダの防水層、外壁の目地は、新築から年月が経つと少しずつ傷んでいきます。今回の建物でも、屋上の既存防水は表面の保護層(トップコート)が色あせ、ベランダの床も汚れや色ムラが目立つ状態でした。外壁の目地シーリングも、紫外線や乾燥で痩せ・ひび割れが進むと、そこから雨水が入り込む原因になります。

防水層の耐用年数は、一般的にウレタン・ゴムシートで10〜15年、アスファルト防水で15〜25年、シーリングで7〜10年が目安です。これらの時期が重なってきたら、まとめて改修するのが効率の良いタイミングといえます。

屋上アスファルト防水のトーチ工法による施工の様子
下地にプライマーを塗布

施工のポイント|屋上・ベランダ・外壁の防水を自社職人で一括施工

今回の工事で大きなメリットになったのが、屋上・ベランダ・外壁という別々の防水工事を、弊社の自社職人がまとめて一貫して進めたことです。防水も外壁も傷みが出始めている建物では、まとめて施工することで、工程を段取りよく進められ、工期を抑えられます。

弊社は防水工事を自社職人で施工しています。屋上のアスファルト防水、ベランダのウレタン防水、外壁のシーリングと、工法の異なる工事を一つの現場で連携して進められるのも、防水専門ならではの強みです。

屋上アスファルト防水(トーチ工法・田島ポリマリット)について

屋上には、田島ルーフィングの改質アスファルトシート「ポリマリット」をトーチ工法で施工しました。トーチ工法は、シートの裏面をバーナーであぶりながら下地に密着させ、貼り重ねていく工法です。アスファルトを溶融釜で溶かす従来の「熱工法」と比べて、煙や臭気が出にくく、近隣や環境への負担が少ないのが特長です。

アスファルト防水は、防水工事の中でも歴史が長く、耐久性に優れた信頼性の高い工法です。マンションやビル、学校などの大きな屋上にも数多く採用されており、耐用年数は15〜25年が目安となります。

屋上アスファルト防水のトップコートを塗布する様子
アスファルト防水施工中の様子
パラペット立上り部分の防水納まり
保護トップコートを塗布
アスファルト防水が仕上がった屋上の全景
施工後:仕上がった屋上防水

ベランダウレタン防水(密着工法・サラセーヌ)について

ベランダの床には、AGCのウレタン防水材「サラセーヌ」を密着工法で施工しました。密着工法は、下地に直接ウレタンを塗り重ねて防水層をつくる工法で、ベランダのように面積が比較的小さく、形状が入り組んだ場所に適しています。継ぎ目のないシームレスな防水層ができるため、複雑な納まりでもすき間なく仕上げられます。

ウレタン防水は、防水層をつくった後に保護用のトップコートを塗って仕上げます。今回もウレタンを塗り重ねて防水層を形成したうえで、トップコートで表面を保護しています。

施工前のベランダ床の様子
施工前:くすんだベランダ床
ベランダにウレタン防水材を塗布する様子
ウレタン防水材(サラセーヌ)を塗布
ウレタン防水層の塗布が完了したベランダ
ウレタン防水層の塗布完了
ベランダにトップコートを塗布する様子
トップコートを塗布
ウレタン防水が仕上がったベランダ
施工後:光沢のある仕上がり
ベランダ床ウレタン防水の施工前後比較
ベランダ床の施工前後(左:施工前/右:トップコート完了)

シーリング打替え(ポリサル・既存撤去打ち替え)について

外壁の目地とサッシ廻りには、既存の古いシーリングを撤去してから、ポリサルファイド系のシーリング材で新しく打ち替えました。シーリングは、外壁材のすき間やサッシの取り合いを埋めて雨水の浸入を防ぐ、防水の基本となる部分です。古いシーリングが痩せたり切れたりしたまま放置すると、そこから雨水が入り込み、雨漏りの原因になります。

打ち替えでは、劣化した既存シーリングをきれいに撤去し、プライマーを塗布してから新しいシーリング材を充填します。撤去せずに上から重ねる「増し打ち」と違い、防水性能をしっかり回復できるのが打ち替えの利点です。

サッシ廻りにシーリング材を充填する様子
外壁周りのシーリング打設
外壁目地のシーリングをヘラで均す様子
充填したシーリングを均す
シーリング打ち替え後の外壁目地
施工後:打ち替えが完了した外壁目地

施工の流れ

今回の1棟まるごと改修は、おおまかに次の流れで進めました。

  • 施工前の養生・準備
  • 屋上:既存下地の清掃・調整 →「ポリマリット」をトーチ工法で貼り付け → トップコートで仕上げ
  • ベランダ:下地処理 → サラセーヌを密着工法で塗り重ね → トップコートで仕上げ
  • 外壁・サッシ廻り:既存シーリング撤去 → プライマー塗布 → 新規シーリング充填・均し
  • 各工事の仕上がり確認 → 清掃・片付け

着工から完工までの工期は、2026年3月下旬から4月下旬まで、約1か月でした。

施工担当からの技術ポイント

今回の現場は、屋上アスファルト・ベランダウレタン・外壁シーリングと、性質の異なる3つの工事を1棟でまとめて行う改修でした。屋上はトーチ工法で煙や臭気を抑えながら確実に密着させ、ベランダは密着工法でシームレスに、外壁は既存撤去のうえ打ち替えと、それぞれの部位に合った工法で施工しています。複数の防水工事をまとめて行う場合は、工法の選定と工程の段取りが、仕上がりと耐久性を大きく左右します。防水専門の自社職人だからこそ、部位ごとに最適な方法でご提案・施工いたします。

まとめ

今回は、千葉市美浜区の3階建て住宅で、屋上アスファルト防水・ベランダウレタン防水・外壁シーリング打ち替えを、自社職人で1棟まるごと改修しました。防水層や外壁目地の劣化が重なってきたら、別々に直すより一度にまとめて施工するほうが、費用も工期も抑えられます。

屋上やベランダの防水、外壁の雨漏り・シーリングのことなら、有限会社丸山防水工業にお気軽にご相談ください。江東区を拠点に、スピード対応・緊急駆けつけで承ります。

防水・外壁改修工事は、適切な工法と確かな施工技術によって、建物の寿命を大きく延ばすことができます。有限会社丸山防水工業は、創業以来60年以上にわたり防水工事を専門に手がけてきた自社職人が、責任を持って施工いたします。

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