屋上防水の種類と選び方ガイド

ウレタン防水とは

ウレタン防水の施工例

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。複雑な形状の屋上やベランダにも対応しやすく、継ぎ目のないシームレスな防水層を作れるのが大きな特徴です。

耐用年数は一般的に10〜12年程度で、定期的なトップコートの塗り替え(5年ごとが目安)を行うことで長持ちします。費用は1㎡あたり4,500〜7,000円が相場で、他の工法と比べてコストパフォーマンスに優れています。

シート防水とは

シート防水の施工風景

シート防水は、塩化ビニール(塩ビ)やゴム製の防水シートを屋上に貼り付ける工法です。工場で製造されたシートを使うため品質が安定しており、広い面積の屋上に適しています。

耐用年数は塩ビシートで13〜15年、ゴムシートで10〜12年程度です。費用は1㎡あたり4,000〜7,500円が目安です。既存の防水層の上から施工できる「かぶせ工法」もあり、工期を短縮できるメリットがあります。

アスファルト防水とは

アスファルト防水の完成面
アスファルト防水の施工例

アスファルト防水は、アスファルトを含浸させたルーフィングシートを重ね貼りして防水層を作る、最も歴史の長い工法です。マンションやビルの屋上など、大規模な建物で多く採用されています。

施工方法にはいくつかの種類があり、中でも現在主流となっているのがトーチ工法です。改質アスファルトシートの裏面をガスバーナーで炙りながら貼り付ける方法で、従来のように大きな溶融釜を必要としないため、煙や臭いが少なく、狭い現場や住宅密集地でも施工しやすいのが特徴です。

耐用年数は15〜20年と防水工法の中でも最も長く、耐久性に優れています。費用は1㎡あたり5,500〜8,500円とやや高めですが、長期的に見るとメンテナンスコストを抑えられます。信頼性を重視する方におすすめの工法です。

どの工法がいいかわからない方は、お気軽にご相談ください。